転職事情と医療の現場

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27 10月

新しい職場の判断材料

Posted in ストレス, バランス on 27.10.15

介護の現場では常に人手が不足しています。
そのため一人あたりの労働量の多さが、度々問題になっています。
仕事のキツさのあまり、一度介護職についても転職を考える人は少なくありません。
近年増えてきている男性介護士も、その負担は女性よりも大きいことがあります。
自分で立つことが出来ないような要介護者などの場合、女性の介護士だけでは事故に繋がる恐れがあるため、男性介護士に任されることが多いのです。
いつの間にか男性は力仕事、女性は細かな仕事に割り振られてしまい、不平等に感じることがあります。
そして勤務時間が長い職場や、休憩が十分にとれない職場の場合はもっと働きやすい職場を求めて転職を考えるのです。
これから介護の現場で男性の力がより求めれるようになるのは、当然とも言えるでしょう。
ですが、十分な人数の男性介護士を確保することが出来なければ、一人の男性介護士にかかる負担は大きなものになってしまいます。
これではまた、男性介護士が長く勤務する環境を維持するのは難しくなってきます。
要介護者も男性もいれば女性もいます。
女性に身体介護を受けることに抵抗を感じる男性の要介護者もいるのです。
介護士の男女の人数バランスを上手に採用している職場が理想です。
今では職場の情報も入手しやすい時代になっています。
転職を考えるときには、働いている人だけでなく利用者からの話を聞くことも良い判断材料になるのではないでしょうか。
特に利用者家族の話は、働いている者には分からない目線で見ていますのでかなり参考になると思います。

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